コットンとは?

コットンは英語で綿(木綿)のことを指します。コットンは繊維の一つとして、昔から人々に親しまれてきました。赤ちゃんから高齢者の方まで、幅広い年齢層に好まれる素材です。まずは、コットンがどんなものかを知りましょう!コットンの特徴やメリットなどを紹介します。

コットンって、どんなもの?

コットン(綿)は、木綿植物の種子につく綿毛から作られます。この木綿植物とはアオイ科の多年草の総称をいいます。クリーム色のきれいな花を咲かせるんですよ。ところが翌日になると花の色が赤に変わってしおれてしまいます。そのあとに大きな実ができて、やがて割れます。すると、中から真っ白なコットンの繊維が出てくるというわけです。このコットンはコットンボールとも呼ばれています。タンポポの綿毛が飛んでいき、落ちた場所でまた花を咲かせるのとおなじように、コットンの毛も種子の自然散布に役立つと考えられています。コットンの毛は乾くとねじれる性質があることから、その毛で糸を紡ぐことが考え出されたんですね。野生種のコットンはほとんど毛が短いため、繊維として利用するには難しいものがあります。そういった中でも、人々によって少しでも毛の長いものが選ばれてきました。コットンは麻・ジュートなどの植物繊維と比べて一番よく使われている繊維と言っていいでしょう。

肌に優しいコットン

肌に優しいと言われるコットンは、どんな性質を持っているのでしょう?年齢などを問わず、誰にでも愛される理由が分かりますよ。

肌触りが抜群!

コットンは様々な繊維の中でも、とくに“肌触りのよさ”に優れています。柔らかく、適度な弾力性もあって、先が丸みを帯びているコットン繊維なら、チクチク肌を刺して刺激することがありません。とても肌に優しいので、赤ちゃんやアレルギー体質などのデリケートな肌も適しています。通気性が良く、サラサラ感が気持ちいいですね。

静電気が発生しない!

さらに、乾燥した時期に発生しやすい静電気も発生しにくいのも、コットンの特徴です。 もともとコットンは、ほかの繊維より電気抵抗が低い、しかも水分の吸収力にも優れているという性質を持っているので、静電気を防止することができます。乾燥する季節はコットン製の服などを着て、静電気を遠ざけましょう。ちなみにコットンは、コップ1~2杯分の水分を吸収してくれるんですよ!

とっても清潔!

コットンは、肌の汚れや汗をどんどん吸い取ってくれます。吸湿性がある分、嫌なニオイも抑えることができるんですよ。これも、コットンが衣料品に多く用いられる理由の一つと言えるでしょう。けれど、それだけ洗濯はこまめにしたほうがいいですね。繊維によっては洗いすぎるとすぐに傷んでしまうものもありますが、コットンの場合は水に濡れると繊維の強度が増すので、洗濯の回数をそんなに気にすることはありません。

環境に優しいコットン

自然の中で作られて、また自然にかえっていく…それを繰り返すコットンは、人間にとっては本当に素晴らしい自然の恵みと言えます。コットンを栽培している世界中の畑では、年間18億トンの二酸化炭素を吸収して、13億トンのきれいな酸素を生み出しているとされています。1000㎡に綿の木を植えたとすると、1年間に約1.75トン二酸化炭素を吸収して4トンの酸素を出してくれることになります。地球温暖化問題に関心が集まっている今、コットンが果たすこのような役割は、とても大きなものになっています。こういったコットンそのものの利点とは反対に、栽培時、畑にまく薬が問題を引き起こしていることも事実です。そこで今、有機栽培されたコットンが注目を集めています。オーガニックコットンについては、【コットンの種類】のページで紹介しているので、そちらをご覧ください。

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